生成AIはM&Aの実務にどこまで活かせるか

M&A関連

M&Aの業務においても生成AIを用いて効率的に業務ができる事がありそうです。生成AIとは、コンピューターが機械学習を元に、新しいデータや情報をアプトプットする技術です。

話題のChat GPTも既に司法試験に合格できるレベルまで到達している事により、現在はホワイトワーカーの実務に用いられていく事が当たり前になってきております。

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主にデューデリジェンス(DD)の業務を行えるという事をこのセミナーではお話しされております。

  • 生成AIはテキストには強く、法務DDはいち早く網羅される業務との事。
  • 現段階においては複雑な数式が必要な会計DDへの精度は今ひとつであり、今後のバージョンアップや生成AI以外のAIが網羅していくのではないかとの事。
  • DD以外にはM&A先の候補リストを作成するに当たってのロングリスト(営業活動リスト)まで生成AIでできるのではないかと討論されておりました。

従来のデューデリジェンスは弁護士や公認会計士などの専門業務として、高い単価でやりとりされておりました。

しかし、Chat GPTであれば有料プランでも月額$20〜できる事から、先ずはChat GPTを活用して最終確認のみを士業に依頼する流れになる事は必然だと考えます。

Chat GPT Plusについて

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そして、最終確認をご依頼するに当たっても経験豊かな士業の方でなければ、報酬を支払う理由がないという可能性も出てきます。

例えば顧客との秘密保持契約書 NDA(Non-Disclosure Agreement)や基本契約書などの書面作成であれば既に実務で使えるレベルにきていると考えております。また一般的な事業承継の税制や税率の確認などはChat GPTを実務でも活用致しております。

伴いまして、他業界も同じかもしれませんが、必然的にM&A仲介業も参入障壁は大きく低下していきます。そしてより営業的な側面や経営センスや経験が活きる市場になっていく事を想定致しております。

私としては生成AIにより、従来は難易度が高くてサポートされてこなかった事業承継先まで多くの機会が生まれる事で産業の底上げになる事を期待しております。

そして簡単なM&Aであれば全てAIが解決する時代も到来するでしょう。人間が補う能力とは人脈や経験値という事になろうかと考えております。

その日の為に難しい事業承継の案件にも挑戦し、より多くの経験を積む為に今日も活動して参ります。

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